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【インタビュー】アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー「受け入れることの力を信じている」

アンジェリーナ・ジョリーが美しき最強のヴィランを演じ、いまや彼女の代表作となった『マレフィセント』に続編が誕生。その日本公開を前に、アンジェリーナ・ジョリーとカラスのディアヴァル役サム・ライリーが来日した。

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アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー『マレフィセント2』/photo:You Ishii
アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー『マレフィセント2』/photo:You Ishii 全 30 枚
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マレフィセントとディヴァルは「互いを理解し尽くしている」


ただし、幸いなことに、マレフィセントには良き理解者がいる。それが、サム・ライリー演じるカラスのディアヴァルだ。マレフィセントの過激さが再び顔を出し得る続編でも、彼は彼女のそばに? 少なくとも、日本公開を前に来日したアンジェリーナの隣には、サムがいる。これはいい兆候だ。

ディアヴァルには最初からマレフィセントの傷が見えていた。誰よりも早くね。と同時に、彼女の中にある温かさ、柔らかさにも彼は気づいていた。この作品を観る子どもたちも同じだと思う。子どもというものは実は洗練されていて、アンチヒーローを受け入れることができる。善悪は別々に存在しているのではなくグレーな領域があるのだと、彼らは完全に理解している」(ライリー)。

サム・ライリー『マレフィセント2』/photo:You Ishii
マレフィセントとディヴァルは完璧なペア。クレイジーでもあるけれど(笑)。ある作家が言っていた。『愛されるより大事なのは、理解されること』とね。彼らは互いを理解し尽くしているし、だからこそ遊び心をもって背中を押せるの」とアンジェリーナ。サムが同意する。

『マレフィセント2』マレ&ディアヴァル(c)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
マレフィセントとディアヴァルには、台本に書かれている以上の関係性がある。今回の彼らは、長年結婚しているカップルのようでもある。口喧嘩したりしてね。個人的なことを言うと、僕は映画の中で死ぬことが多いから(笑)、同じ役を2度演じたことがない。でも、こうして2作目に戻り、役をさらに深められることになった。ディアヴァルがマレフィセントに向けるユーモアを深められることにワクワクしたんだ。続編には、彼が彼女に笑い方を指南するシーンがある。すごくチャーミングな場面なんだ。演じていても楽しかったよ」。

アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー『マレフィセント2』/photo:You Ishii
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《text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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