※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【インタビュー】アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー「受け入れることの力を信じている」

アンジェリーナ・ジョリーが美しき最強のヴィランを演じ、いまや彼女の代表作となった『マレフィセント』に続編が誕生。その日本公開を前に、アンジェリーナ・ジョリーとカラスのディアヴァル役サム・ライリーが来日した。

最新ニュース インタビュー
注目記事
アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー『マレフィセント2』/photo:You Ishii
アンジェリーナ・ジョリー&サム・ライリー『マレフィセント2』/photo:You Ishii 全 30 枚
拡大写真
「語る価値のある物語ができるまで、私たちは待った」。

アンジェリーナ・ジョリーが美しき最強のヴィランを演じ、いまや彼女の代表作となった『マレフィセント』に続編が誕生。冒頭のように語るアンジェリーナの言葉を裏づけるかのごとく、前作から5年の歳月を経た『マレフィセント2』は、時間の流れを感じさせる作品に仕上がった。

シリーズを通して描かれる「オーロラの成長」


「鍵になっているのは、オーロラ(エル・ファニング)の成長。前作のオーロラはまだ子どもで、子どもとの関係を築くマレフィセントの姿が描かれていた。続編では、若い女性になったオーロラとマレフィセントの関係が描かれる。結婚やその先の人生が絡む物語にもなっている。もし第3作ができるとしたら、オーロラは母親になっているかもしれない。そういった成長を描けるシリーズであるところも、私が『マレフィセント』を気に入っている理由なの」(ジョリー)。

アンジェリーナ・ジョリー『マレフィセント2』/photo:You Ishii
無垢なプリンセスだったオーロラは、いまや妖精の国の女王に。その傍らには、実の母親のように彼女を愛するマレフィセントの姿がある。続編では、そんな2人の絆が試される事態が発生し…。マレフィセントの心に平穏が訪れる日は来るのだろうか。

マレフィセントはエモーショナルなキャラクター。いろいろな意味で、自然の本質に近いのだと思う。花を咲かせたり、津波やハリケーンを起こしたり。美しくも厳しい自然と同じように、彼女にはいろいろな側面がある。気持ちを上手く抑えられず、かなり過激な形で表現することもある。それは前作で語られたように、傷つけられ、トラウマを背負ったからでもあるの。傷つけば、誰にでも変化は起こるもの。特に、女性は身体的な変化を経験する生き物。傷を受ければ、本来の柔らかさは失われていく」(ジョリー)。

『マレフィセント2』 (c)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

+ 続きを読む

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]