テレビ東京「ドラマ25」枠で好評放送中の本作。主人公の“安達さん”が女性誌の連載企画の依頼を受けたことをきっかけに様々な“捨てられないモノ”を捨てていくエピソードが毎回展開されることで、女優・安達祐実の様々な魅力が浮かび上がってくるという趣向が評判だ。

今回は、家事分担ができない夫とのメッセージのやり取りにイライラしていた安達さんが、失恋をきっかけに金髪にした西村マネージャー(西村晋弥)からドラマのために前髪を5mm切ってくれと言われ、心の内に溜め込んでいた不満が爆発。夢の中で荒れていると、そこに現れたのは娘(新井美羽)の姿をした“10年前の安達さん”だった。
子役から大人に成長、結婚し出産もして、自分では大人になったつもりでも年相応の役がなかなか来なかった20代の安達さんは今と違いネガティブで繊細。「みんなのための安達祐実像を捨てよう」と、安達さんは10年前の安達さんの髪を切ろうとするが、そこに北村匠海の姿をした“10年前の西村マネージャー”が現れ、止めに入る…というストーリー。
北村さんの姿をした西村マネージャーは、部屋にあったギターを手に取り「夕焼小焼」を歌い上げる。その姿に「北村匠海くんが夕焼け小焼けを弾き語りしてる」「北村匠海で西村で不思議なドラマ」などの声が上がる。
またこれまでも、安達さんの過去の恋愛や苦悩などに切り込みまくる展開で視聴者を驚かせてきた本作だが、今回も子役から大人の俳優への過渡期にあった10年前の自分に向き合うというシチュエーションで、より深い部分に踏み込んだ“心の叫び”を吐露させるという展開に「このドラマで安達さんの上手さとか良さを改めて感じた」「相当に深いわw安達祐実ちゃんで企画考えた人天才」などのツイートも。
ラストの金髪ショートヘアにしようとする安達さんを西村マネージャーが寸前で止め、本作の主演が決まったことを告げるシーンは、放送開始前にトレーラーとして公開されていたもので、「今回の話が『捨ててよ、安達さん。』のトレイラーに繋がってるのすごすぎて声出た」「ほんとリアルとドラマの狭間で弄ばれてるよなぁ。最高の時間」と、リアルとフィクションのクロスオーバーぶりに改めて感嘆する声が続々寄せられている。