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イ・ヨンエが私生活での結婚、子育てを経てスクリーン復帰した本作で演じるのは、6年前に失踪した息子を捜し続ける看護師のジョンヨン。目撃情報を頼りにたどり着いた漁村で出くわした怪しげな一家に阻まれながらも、真実を追い求めて粘り強く我が子を探し続ける母親を演じている。本作について、イ・ヨンエは「緻密で完璧な演劇の台本を読んでいるようだった」とコメント、さらに「思いがけず長期間、女優の仕事を休んでいた私にとって、長い間待った甲斐のある作品だと確信した。本当に観てもらいたいと思える作品です」と製作報告会で語っている。
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今回解禁されたポスタービジュアルは、「その日まで、笑顔は封印した。」というコピーとともに、まっすぐ前を見据えたイ・ヨンエに重なるように、息子の捜索チラシが浮かび上がるビジュアル。
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さらに予告編では、漁村の怪しげな一家に怯えながら息子を捜す序盤から一転、後半では力強く彼らに立ち向かっていくジョンヨン(イ・ヨンエ)の様子が映し出され、話題沸騰中の「梨泰院クラス」のユ・ジェミョン、「夫婦の世界」のパク・ヘジュンら実力派俳優たちの姿も。
監督は、イ・チャンドン監督作『シークレット・サンシャイン』などにプロダクションアシスタントとして参加し、本作で長編劇映画デビューを果たしたキム・スンウ。いまも世界各国で起こり続ける行方不明事件、児童労働といった現代社会の闇を背景に、一級のサスペンス・エンターテインメントに仕上げたその手腕は、ホ・ジノ監督(『八月のクリスマス』)から「最初から最後まで一瞬も目が離せない!」と絶賛され、トロント、シカゴ、ロッテルダム、香港など世界各国の国際映画祭でも高い評価を受けた。
『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』は9月18日(金)より新宿武蔵野館ほかにて公開。