最低の人生を生きる男たちが、幻の絵画をめぐるたった一夜の人生逆転計画へ挑む様をスリリングに描くサスペンス・ノワール『Sin Clock』。この度、強奪計画が動き出す本編シーンが初公開された。
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今回の映像は、主人公・高木シンジ（窪塚洋介）の部屋に突如、賭博狂で元自衛官の同僚・坂口キョウ（葵揚）が入ってくるところからスタート。そしてキョウは、「俺もお前も、このままやったら、ずーっとこのままやぞ」と切り出し、背後に黒いカネがうごめく“幻の絵画”の強奪計画をシンジに持ちかける。
この言葉は、理不尽な理由で仕事や家族を失い、ふつふつと社会への怒りを溜め込んでいたシンジの心を強烈に突き動かす。等身大の静かな悲哀を身にまとい、思いもしなかった選択肢を前に逡巡する、シンジの複雑な表情は必見。
また、キョウは「シンクロニシティって知ってるか？」とシンジに問いかける。シンジとキョウ、そして同じくタクシードライバーのダイゴ（坂口涼太郎）の全員が、前職をクビになった時期が【3】か月前、誕生日は【3】月【3】日と、【3】という数字に奇妙な共通点を持っていたという。そんな一見すると何てことのない、小さな偶然をきっかけに、人生逆転を賭けた一夜限りの強奪計画が幕を開ける。
この【3】という数字から始まる偶然の連鎖がどんな事件を引き起こすのか、物語の展開がますます気になる映像となっている。
『Sin Clock』は2023年2月10日（金）より新宿ピカデリーほかにて公開。
