チャン・イーモウ監督作『満江紅/マンジャンホン』が11月21日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
南宋王朝は、北方の強国・金と激しい戦いを続けていた。金に奪われた領土回復を目指した英雄・岳飛が処刑されてから4年後、南宋の宰相・秦檜はついに金国との和平交渉に臨む。
しかしその前夜、交渉の要となる金国の使者が殺され、南宋の皇帝に渡るはずだった極秘の手紙も消えてしまう。若き武将・孫均と下級兵士・張大は、思いがけずこの事件の渦中に巻き込まれ、秦檜から「夜が明けるまでの2時間のうちに犯人を見つけよ」と命じられる。
調査が進むにつれ、張大と孫均の2人の胸に秘めた思惑も徐々に明らかになり、やがて背後に潜むさらなる陰謀が姿を現す…。

中国で公開されるや社会現象を巻き起こし、チャン・イーモウ監督作史上最高となる約45億4000万元(900億円超)の興行収入を記録した本作。

中国の国民的俳優シェン・トンと、大人気アイドルグループ「TFBOYS」の元メンバーであり『少年の君』で香港電影金像奨主演男優賞と新人賞にダブルノミネートされた若手演技派俳優イー・ヤンチェンシー(ジャクソン・イー)がW主演を務める。

この度解禁されたポスタービジュアルには、剣を交える本作の2人の主人公、若き武将・孫均と下級兵士・張大の一触即発の場面が描かれ、「宵闇に潜むのは、忠義か裏切りか」というキャッチコピーが謀略渦巻く一夜の幕開けを予感させる。
併せて解禁された予告編では、和平会談を控えた夜、殺された使者と消えた密書を巡る陰謀が鮮烈に描かれる。2人に調査を命じた宰相・秦檜の姿や、「逃げ道を作れる」と囁く妓女も映し出され、それぞれの思惑が交錯する中、予測不能な陰謀劇が動き出す。
誰もが裏の顔を隠し持つ朝廷で、果たして、事件解決の猶予である夜明けまでに真実を突き止めることはできるのか?「たとえ事件が解決しても関わった者は死ぬ」という一言が、背後に潜む深い闇を印象づける映像となっている。
『満江紅/マンジャンホン』は11月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。
