ゲーム原作の『ヒットマン』が健闘中──ブログで話題の映画って?<4月15日号>
伊坂幸太郎原作作品の魅力とは?
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伊坂幸太郎原作作品の魅力とは?
ネット上での盛り上がりに特徴がある金城武が主演の『Sweet Rain 死神の精度』が“公開中の映画”の首位に。これは原作の伊坂幸太郎の新作「ゴールデンスランバー」が先日、本屋大賞を受賞したことも関係しているようだ。実際、伊坂氏は「陽気なギャングが地球を回す」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、本作に続いて、「重力ピエロ」も映画化が決定している売れっ子作家だけに、作品も含めチェックしておいた方がよさそう。
2位は『マイ・ブルーベリー・ナイツ』。相変わらず人気の高い本作は、“総合(ブロガー数順、話題度順ともに)”で3位にランクイン。ウォン・カーウァイ監督にとって初の英語作品だけに、この成功が次回作にどう反映するか楽しみだ。3位には、チャン・イーモウ監督が描く壮絶かつ絢爛豪華な家族の物語『王妃の紋章』。ちなみに、カーウァイ、イーモウ両監督共に、プロモーションで3月に来日しているのだが、同日・同ホテルでインタビューを行っていた。「時間があればイーモウ監督に会いたい」とはカーウァイ監督の弁。
トム・クルーズ久々のヒットになるか?
“今週末公開の映画”は10本ほど。その中で最も話題度が高かったのは『大いなる陰謀』。トム・クルーズ、ロバート・レッドフォード(監督も)、メリル・ストリープという超豪華なキャストによる政治ドラマ。“テロ”がテーマの一つにあるせいか、本国ではヒットとは言い難い成績だったが、ぜひとも日本の若者には観てほしい佳作。2位は出産をテーマにしたドキュメンタリー『プルミエール 私たちの出産』。3位には春休みの常連『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』。
個人的に非常に気になったのが、“総合(話題度順)”でトップになった『ヒットマン』。Aクラスのスターが出演しているわけでもなく、監督もさして名が通っていない。それでも、興行成績で9位と健闘しているそのわけはズバリ、原作。同名のゲームを基に製作されているところが高話題度の理由だろう。『バイオハザード』シリーズ、『トゥームレイダー』シリーズなど、特にアクション系のゲームが原作の作品にはヒットしているものが多い。『ヒットマン』はこの2作品に比べると、いろいろな意味で知名度は下がるが、ゲーム好きには響くタイトルに違いない。今後の動きに注目したい。(毎週火曜日配信)
ブログ話題度ランキング
http://kizasi.cinemacafe.net/
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ブログで話題の情報を提供する「kizasi.jp」独自のブログ解析エンジンにより、シネマカフェに掲載されている映画作品名がブログ上に掲載されている“話題度”をポイント化。いまブログ上で最も話題の映画作品のランキングを掲載しています。また、映画作品に関連する言葉も抽出して掲載。その作品がブログで、どのような言葉で語られているかを知ることができます。興行成績やDVD売上だけでは知ることの出来ない、映画ファンが“いま”話題にしている映画はどの作品か? ヒットの“kizasi”が見えてくるオリジナルランキングです。
ネット上での盛り上がりに特徴がある金城武が主演の『Sweet Rain 死神の精度』が“公開中の映画”の首位に。これは原作の伊坂幸太郎の新作「ゴールデンスランバー」が先日、本屋大賞を受賞したことも関係しているようだ。実際、伊坂氏は「陽気なギャングが地球を回す」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、本作に続いて、「重力ピエロ」も映画化が決定している売れっ子作家だけに、作品も含めチェックしておいた方がよさそう。
2位は『マイ・ブルーベリー・ナイツ』。相変わらず人気の高い本作は、“総合(ブロガー数順、話題度順ともに)”で3位にランクイン。ウォン・カーウァイ監督にとって初の英語作品だけに、この成功が次回作にどう反映するか楽しみだ。3位には、チャン・イーモウ監督が描く壮絶かつ絢爛豪華な家族の物語『王妃の紋章』。ちなみに、カーウァイ、イーモウ両監督共に、プロモーションで3月に来日しているのだが、同日・同ホテルでインタビューを行っていた。「時間があればイーモウ監督に会いたい」とはカーウァイ監督の弁。
トム・クルーズ久々のヒットになるか?
“今週末公開の映画”は10本ほど。その中で最も話題度が高かったのは『大いなる陰謀』。トム・クルーズ、ロバート・レッドフォード(監督も)、メリル・ストリープという超豪華なキャストによる政治ドラマ。“テロ”がテーマの一つにあるせいか、本国ではヒットとは言い難い成績だったが、ぜひとも日本の若者には観てほしい佳作。2位は出産をテーマにしたドキュメンタリー『プルミエール 私たちの出産』。3位には春休みの常連『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』。
個人的に非常に気になったのが、“総合(話題度順)”でトップになった『ヒットマン』。Aクラスのスターが出演しているわけでもなく、監督もさして名が通っていない。それでも、興行成績で9位と健闘しているそのわけはズバリ、原作。同名のゲームを基に製作されているところが高話題度の理由だろう。『バイオハザード』シリーズ、『トゥームレイダー』シリーズなど、特にアクション系のゲームが原作の作品にはヒットしているものが多い。『ヒットマン』はこの2作品に比べると、いろいろな意味で知名度は下がるが、ゲーム好きには響くタイトルに違いない。今後の動きに注目したい。(毎週火曜日配信)
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《シネマカフェ編集部》
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